私たちは京都の伝統工芸品が素晴らしいお土産物にふさわしいと自信をもっておすすめします。少し偏った考えと思われるかもしれませんが。手作り製品ほど他に良いものがあるでしょうか？　日常品として使えたり、装飾品であったり、家族や友達への思い出のお土産品であったり、しかもそれが高品質のものとなるとなおさらですよね？

私たちがお届けしている「京からかみ」小判手摺り体験に参加されると、体験の終了後には「京からかみ」製品のお買い物時間もしっかり余裕があります。京都での贈答品やお土産物でもう頭を悩ますことはありません。

京からかみは主に日本の襖紙に使用されている一方で、照明器具、壁掛けパネル、壁紙、洋風の室内装飾材として実用的な製品もいくつかあります。

また和紙愛好家の方々には、はがき、レターセット、御朱印帳、箱などほかにもたくさんの選択肢があります。

人気の製品として「ご自宅用、京からかみ体験キット」はがきサイズの朴の木（ほうのき）版木・絵具を混ぜるための乳鉢と乳棒・刷毛が付いた商品です。まだしばらく京都に行けない方や、京からかみワークショップの未経験のご家族やお友達へのプレゼントにも最適です。四季折々の文様の刻まれた木製スタンプはとても人気があります。

（注）このコラムは魅力的で伝統工芸品でありながら、現在の身近な暮らしに溶け込んだ「京からかみ（唐紙）」についての連載記事の第5編目となります。前編はこちらをご参照下さい。

丸二さんで “からかみ” の手摺り体験のご予約をご希望される際にはこちらをご参照ください

京からかみ 丸二 

文・写真撮影 : Anastasiya Bulkavets (ArigatoCreative.co)

日本語翻訳：京都伝統産業ミュージアム　佐藤裕