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2022年 祇園祭と京都の伝統工芸

2022/07/05

読者の皆さん こんにちは。

2022年は山鉾巡行と神輿渡御が、ついに3年ぶりに執り行われることになりました。

日本の三大祭のひとつにも数えられる「祇園祭」は千百年余の歴史と伝統があります。京都八坂神社の お祭りでもある「祇園祭」は、京都で疫病が流行して大勢が亡くなった869年に、神のご加護を求めて鉾を立てたのが起源と言われています。7月1日の「吉符入り」(きっぷいり)から31日の疫神社「夏越祓」(えきじんじゃ なごしのはらえ)まで1カ月に渡る神事が暑い京都の夏に繰り広げられます。

「祇園祭」の最大の見どころの一つと言える「山鉾巡行」は7月17日「祭山鉾巡行」と7月24日「祭山鉾巡行」の2回執り行われます。各町内に飾られた山鉾は伝統工芸品で飾られた動く美術館です。お囃子の流れに耳を傾けながら、京都の街が散策できる「祇園祭」はまさに京都の夏の風物詩です。

 ここ岡崎にある「みやこめっせ地下1階」の「京都伝統産業ミュージアム」でも当館の収蔵品の中から「祇園祭」をモチーフとした作品を展示しています。併せて、MUSEUM SHOPONLINE SHOPでも祇園祭にちなんだお土産物もご用意しています。皆様のお越しをお待ち致しております。

京都伝統産業ミュージアム 収蔵品展 「祇園祭と伝統工芸」

 開催期間          2022/7/1~7/24

 開催時間          9:00~17:00(入館は16:30まで)

 入  場          観覧無料

 主催   京都伝統産業ミュージアム(株式会社京都産業振興センター)

 文:京都伝統産業ミュージアム  佐藤裕

 画像:京都伝統産業ミュージアム 岸本倫子