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織匠平居 -西陣織-
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休業日 第2土曜、日曜、祝日
営業時間 9:00~18:00
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金箔が生む重厚な輝き

緯糸に金糸を織り込んで文様を表現する伝統織物「金襴」を手掛ける織匠平居では、僧侶が纏う袈裟などの法衣金襴を中心に製作をおこなっている。工房の床を掘り下げて地中に織機を設置した「埋め機」は、絹糸に程良い湿気を与え、織り上がりの風合いを高める効果を持つ西陣の伝統的な製織技法。約0.3mmに裁断した金箔糸を竹篦を使って1本ずつ織り込む技法「引箔」が金襴にさらなる立体感と重厚な輝きをもたらす。

光峯錦織工房(日本伝統織物研究所) -西陣織-
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休業日 土・日・祝日(事前連絡にて応相談)
営業時間 9:00~17:00
工房情報

分業に支えられた、錦織の美
金銀糸や多彩な色糸を駆使した絢爛豪華な紋織物の総称として古代から尊ばれてきた「錦織」。これまでに正倉院裂をはじめとする数多くの伝統織物の復原をおこなってきた光峯錦織工房では、古代の製織技法を研究し、繭の引き方から道具類、古代織機にいたるまでを復原している。同時に70工程を超える錦織の制作に携わる熟練の職人集団をまとめる役割を果たしている。織物美術家、龍村光峯が手掛ける錦織は、光源によってさまざまな表情をみせることから海外では「光の織物」と称されている。

奏絲綴苑 -西陣織-
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休業日 不定休
営業時間 10:00~17:00
工房情報

爪先で織りなす絵画表現

その繊細な色彩が絵画にもたとえられる「西陣爪掻本綴織」は、その名のとおり爪先で絹糸を1本ずつ掻き寄せて織り込む技法。ノコギリ状に研いだ爪を道具に、緯糸で文様を描くようにして織り上げていく。あまりに精緻な手仕事のため、熟練の職人でも一日に織ることができるのはわずか数センチほど。工房を主宰する平野喜久夫は綴織職人として60年を超える経験を活かし、多彩な色糸を駆使して陰影や濃淡などの豊かな色調表現を織り上げる。

日吉屋 -その他-
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休業日 土曜・日曜、年末年始
営業時間 10:00~17:00
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京和傘の伝統を守る、唯一の工房

創業から150年を超える歴史を持つ日吉屋は、現在「京和傘」を製造する唯一の工房。茶道家元御用達の本式野点傘や、能や歌舞伎などの伝統芸能の舞台で使用される和傘、一般用の番傘などを手掛けている。厳選した竹と和紙を主な材料に、伝統的な手仕事を守るその姿勢は国内のみならず海外からも高い評価を得ている。近年では京和傘の製法を活用した照明器具などの開発も精力的におこない、伝統技術の継承に努めている。

渡文株式会社 (織成舘) -西陣織-
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休業日 月曜日
営業時間 10:00~16:00
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京町家で西陣織の歴史を体感する

創業明治39年(1906)の渡文は「西陣織」の伝統を今に伝える老舗。糸染めや整経、手織りなど細緻な分業制によって支えられている西陣織の製法を守り、多彩な帯や能装束の復元などを手掛けている。同社が工房を置く大黒町一帯は古くから西陣機業の中心地として織物関係者が軒を連ねる地域。 工房に隣接する「織成館」は、西陣特有の職住一体の建築様式「織屋建」だ。伝統的な京町家と石畳の街並みに京都・西陣の歴史の息吹を感じることができる。